バイオフィリックデザインとは
1980年代にエドワート・O・ウィルソンとスティーヴン・R・ケラーと によって提唱された「バイオフィリア」=「人間には自然とつながりたいという本能的な欲求があり、自然と触れ合うことで健康や幸福感が得られる」という概念を取り入れた空間デザイン手法です。 近年、オフィス、カフェ、ホテルロビーなど商業空間に『植物』『自然美』 を積極的に取り入れる動きが広がってきています。
バイオフィリックデザインの効果
バイオフィリックデザインを採用したオフィスで働く人のほうが、そうでない人に比べて、以下の要素の向上が確認されています。 (米Interface社:Human Space Reportによる)
- 幸福度 15% 向上
- 生産性 6% 向上
- 創造性 15%向上
本物のグリーンの方が効果が高いですが、自然を思い浮かべるさせる要素も心理的効果があると言われています。
緑をインテリアに取り入れて心地いい空間づくりを
バイオフィリックデザインの一例として「オフィスの緑化」があげられます。
例えば、オフィスの壁面を緑化する、観葉植物を設置するなど、さまざまな方法で多くの企業が取り入れています。
自然を身近に感じること は業務の効率化や質の向上にも一役かっています。
その他に、カフェやレストラン、ホテルのロビーなど様々な場所でバイオフィリックデザインが採用されています。